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9 18, 2007

「金刀比羅宮 書院の美」展レポート

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東京藝術大学 大学美術館・陳列館にて開催されていた「金刀比羅宮 書院の美」展、観てからずいぶんたってしまいましたが軽くレポートしておきます。

金刀比羅宮(ことひらぐう)は、“こんぴらさん”として有名な香川県にある神社で、ここには円山応挙や伊藤若冲らの障壁画など、貴重な文化財が数多く保有されています。今回の展覧会は、これら「日本美術の宝庫」の大部分を持ち出し、東京、金刀比羅宮、三重、そしてフランスを巡回します。

ということで東京会場に行ってきたのは閉会まであと1週間という9月2日。
もうあらかた落ち着いてるだろうと思っていましたが、とんでもなかった。激コミ。
おまけに蒸し暑い日だったので並んでるだけで汗がでてきました。展覧会1つ観るのも大変です。

この東京藝術大学 大学美術館・陳列館は、それほど広くなく、2フロアにわかれての展示でした。
本展の最大の呼び物は、書院の空間再現だそうで、重要文化財の円山応挙の障壁画と、伊藤若冲の奥書院の襖絵を、室内そのままの空間を再現するように展示されていました。三面に張り巡らされた壁や襖を覗き見るようなスタイルで観賞していくのですが、さすがに圧倒的な迫力。
メインビジュアルにもなっていた円山応挙の『遊虎図』(1787)は、虎の猛々しさと猫科のかわいらしさが同居したおもしろい作品でした。こんな空間で雑魚寝したい!

また、伊藤若冲の『花丸図』(1764)は、リアルに描写された季節を彩る花が格子状に配置されたもので、今のグラフィックデザインにも通じるカッコイイ仕上がり。
また、岸岱の『水辺柳樹白鷺図』(1844)は、水辺の風景が金箔のなかに見事に描かれ、そこに潜む鳥たちの姿は風景の瞬間を切り取ったかのよう。

ほかにも1700-1800年台の水墨画やら絵馬やらが展示され、見ごたえがありました。
一部は本物ではなく、キヤノンの大判プリンターで出力されたものでした。で、これを視察しに御手洗会長がいらっしゃってました。取り巻きが多くて、どこのVIPかと思った。っていうか、そのときおもいっきりPENTAXのカメラぶらさげてて、軽く御手洗会長にぶつかられたような気がしましたw

地下には、この美術館所蔵の常設展で、広重の作品が大量に飾られていて、それも見ごたえがありました。

で、2階のおみやげコーナーに行ったら、超ラブリーな置物があったので即購入!
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関連リンク:
金刀比羅宮 書院の美?応挙・若冲・岸岱?

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