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July 15, 2007
「グレゴリー・コルベール ashes and snow」展レポート

お台場で開催されていた移動美術館“ノマディック美術館”の「グレゴリー・コルベール ashes and snow」展を観にいってきたのでレポートしておきます。
会期終了が迫っていたので、急いで観にいったのですが、むちゃくちゃ混雑してました。結構、印象的な広告がでてたからかな。
作品は、象やクジラなどの動物と人間との崇高な交感を、セピア調の写真と映像で表現したものです。これが、すげえ。
写真は、1枚が3メートルくらいある巨大なもので、手漉きの和紙にプリントされている独特の紙質。これが、天井から吊るされて会場内の通路の両脇に整然と並んで展示されていました。ものすごくカッコイイ。作品も、会場構成も含めた全体の雰囲気が、荘厳で、神秘的。その場にずっと留まっていたくなるような、落ち着いた空間でした。

作品的には、ありえないような瞬間が写っているものの、ヤラセ(合成)は一切なし、とのことなので、よっぽど調教された動物か、あるいはその瞬間を写すためにずっと粘り強く撮影し続けたかのどちらかなのでしょう。
50点を超える大型写真作品のほかに、60分の映像1本、「haiku(俳句)」と呼ばれる9分のショートフィルム2本を展示していましたが、どれもこれも実写というのが驚き。現代文明に生きる我々にとって、懐かしくもあり、文明が起こる前の出来事のようであり、また夢のようでもあり。でも、きっと、こんな世界はあったのだろうし、今後またこういう世界に戻るべきなのかもしれない、と思える説得力がありました。
今後、世界各地を巡回するとのことですが、その地でもきっと大きな反響を呼ぶのでしょうね。
2002年にヴェネツィアでデビューを飾って以来、100万人以上の人々がAshes and Snowを訪れました。これは、グレゴリー・コルベール氏が手がけた50以上の大型写真芸術作品や60分間の映画、2本の9分間の映像「俳句」のエキシビションです。
Ashes and Snowの永久に移動する拠点であるノマディック美術館は、2005年3月にニューヨークで初披露された後、2006年1月にロサンゼルスへと移動しました。ノマディック美術館のAshes and Snowは、お台場で2007年3月11日から6月24日まで開催されます。
東京での展示は、あらゆる意味において「帰郷」のようなものです。コルベール氏は、Ashes and Snowを制作するにあたり、日本人のコラボレーターたちと長期間、協力してきました。ノマディック美術館は建築家の坂茂氏が設計し、写真作品は専用の手漉きの和紙に印刷され、カメラマンの中村宏治氏が、ゾウやクジラの姿を水中から何枚も撮影しました。これには、コルベール氏自身も映っています。
Ashes and Snowは現在も進行中のプロジェクトです。過去15年間、コルベール氏は、世界中の40種以上の生物とコラボレートしてきました。
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