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January 02, 2007

光と色・想い出を運ぶ人 有元利夫展レポート

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横浜そごうで開催されている「光と色・想い出を運ぶ人 有元利夫展」に行ってきました。
38歳という若さで夭折してしまった画家・有元利夫の回顧展です。

有元利夫といえば、緞帳、はしご、階段といった舞台装置が配置された不思議な空間のなかを、デフォルメされた女性が演技(あるいは儀式)をしている絵が有名で、とても好きな作家の一人です。

舟越桂の作品にも感じるのですが、透き通った感じがして、観ると気持ちがすっとします。

とはいうものの、いままでは画集など印刷されたものしか見たことがなく、今回たまたま横浜そごうのそごう美術館で展覧会が開催されてるのを知って飛び込みました。油彩作品のほか、デッサンや木彫、版画など、約130点を展示しています。

実際の作品は、印刷物よりも色が淡く、繊細でした。何層にも何層にも丹念に塗り重ねられ、奥のほうにある色が微妙に見え、テクスチャーもフレスコのような趣。この質感はどこからでているのかと思ったら、岩絵具を使用しているんですね。日本画のような感じはここからきているのかもしれません。

雲が多く描かれているのも印象的でした。遠近感が喪失し、舞台のようなのに、開放感があり、独特の浮遊感も感じます。

登場する女性のフォルムがデフォルメされていて、腕や胸、お尻がものすごく大きい(逆にいうと頭がすごく小さい)のが特徴です。衣装はプリーツのワンピース、髪は長く、中世の宗教画を想起させます。表情は特になく、強いて言えば澄んだ表情で、その動きからも、やはり何かの場面のように感じます。

ですが、宗教じみているわけでもなく、印象としてはそんなに重くありません。
むしろ、静けさをただただ追求した結果、行き着いた作風のような気がします。

会場は空いていて、落ち着いて観ることができました。
穏やかな気持ちになれる展覧会です。

光と色・想い出を運ぶ人 有元利夫展

会期:2007年1月2日(火)?1月25日(木)会期中無休
開館時間:午前10時?午後8時
入館料:大人900円
会場:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)


関連リンク
横浜そごう 有元利夫展


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38歳で。。。日動画廊?みゆき画廊?お見かけしたころは、もっと若かったのですね。わたしも若かったので、とても年上に見えました。(みゆきかな?ジョージ川口の椅子があった画廊です。日動で会ったのは鴨居玲ですね)

Posted by: 女庭師 at February 11, 2007 1:10 AM
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