「オラファー・エリアソン 影の光」展
品川の原美術館で開催されている「オラファー エリアソン 影の光(Olafur Eliasson: Your Light Shadow)」を見に行ってきました。
あるブログで紹介されていて、ビジュアルにかなり惹かれたのです。
オラファー・エリアソンは、アイスランド出身の両親のもとデンマークに生まれ育ち、現在はベルリンを拠点に活動しています。
1967年生まれだからまだ30代ですが、世界中から声がかかる超人気アーティストです。
2003年にテートモダンで開催された「THE WEATHER PROJECT」で世界的な名声を手にしました。金沢21世紀美術館の「反射的状況」も有名ですね。
日本では初の個展となる、この展覧会。メインビジュアルになっている初期(1993)の名作「Beauty」など全部で10作品が展示されています。
この作品、学芸員がほれ込んで、特別展示室を作ったそうです。
細かい霧のスクリーンに光が当たり、プリズムのように虹が現れます。鑑賞者が動くことによって、虹はさまざまな表情を見せ、生き物のように蠢き、あるいは神秘的な“存在”を感じさせてくれるのです。
霧が噴き出されるサーっという音と、鑑賞者の吐息だけがその空間を埋め尽くし、荘厳な雰囲気を醸し出していました。タルコフスキーの『ストーカー』に登場する、“望みをかなえる部屋”みたい。なんとなく。
そのほかに、「円を描く虹」は、部屋の中央に吊るされ、ゆっくりと回転するサークル上の金属に光をあて、日輪のような光と美しい虹が交差していく神々しいインスタレーション。ずーーーっと見ていたいくらいに、美しい。美しすぎる。光でトリップしそうでした。でも、これ、調子が悪いらしく、すぐに調整中になってしまい見ることができないのでご注意を。
「単色の部屋と風が吹くコーナー」は黄色いライトが全面にあたった、すべてが単色に見える統一された空間。顔も服も単色に支配され、顔色悪!な感じになります。光を巧みに操作することで、空間とそこに存在するものを変質させています。
光の芸術家といえば、ジェームズ・タレルを思い出します。光を使いつつ、タレルがスクエア(四角)で、オラファー・エリアソンはサークル(円)をうまく操っていると思いました。
写真を撮ろうと思ったのですが、スタッフの方がまんべんなくいて、隠し撮りできず。残念。
にしても、人・人・人で超混雑してました。
結構へんぴなところにあるのにね。
で、人気らしく会期も延長しています。
光を感じたい、という方は、ぜひ行ってみてください。
オラファー エリアソン 影の光
2005年11月17日 - 2006年3月5日
11:00-17:00
原美術館
Link:
原美術館
Olafur Eliasson
THE WEATHER PROJECT写真
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