北斎展
東京国立博物館で開催されている北斎展に行ってきました。昔から好きだった作家ですが、オリジナルを見るのは初めてで、楽しみにしていた展覧会です。
ものすごい人で、入場までに40分待ちでしたが、それを補ってもあまりあるほど充実した内容でした。
まず驚いたのが、画風がどんどん変化し、同一人物とは思えないほどバリエーション豊かな表現を展開していました。修行時代の丁寧な描写から、様式的な形状を描いたり、水墨画のようになったり、と、貪欲に技法を吸収し、しかもモノにしています。
そして、モチーフも人物や風景、鳥、花、食べ物、海の生物、橋、滝、偉人、神、幽霊などなどなど、彼の目線はそのすべてに対して等しくあったようです。
有名な富嶽三十六景は、期間で展示が入れ替わっています。ちょうど入れ替わった直後だったのもあって、このあたりのコーナーは激コミ。でもオリジナルを間近で観る幸せには変えられません。誰もが知っている「神奈川沖浪裏」は色がものすごく豊かで、構図も完璧。描写も素晴らしく、感動に打ち震えました。
75歳を過ぎて、雅号を「画狂老人卍」と変え、おそろしいほどの創作意欲を発揮して90で没するまで、絵を描き続けていった、まさに天才の所業といえます。
自身の生涯を回想して、このように語ったそうです。
「長寿を得たならばその絵は神妙となり、さらに生きるがごとき絵になっていくだろう」
そのほかにも観るべき作品が多く、時間があればもう一回行きたいと思っています。
展覧会名:北斎展
会期:2005年10月25日(火)-12月4日(日)
展示期間中、作品の展示替えあり
開催場所:東京国立博物館・平成館(http://www.tnm.jp/)
開館時間:9:30?17:00(入館は16:30まで) 毎週金曜は20:00まで(入館は19:30まで)
休館日:月曜日
入場料:一般1,500円(2回券2,600円)
はじめまして。
北斎展、私もみてきまいした。質、量とも圧倒されました。
TBさせていただきましたが、なぜか3つもつけてしまいました。申し訳ありません。
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