ニューヨーク旅行 その6(3日目)
グラウンド・ゼロ(Gound Zero / World Trade Center)
アメリカ自然史博物館を出て、まだ明るかったのでワールド・トレード・センター跡地、通称グラウンド・ゼロに行くことにしました。復興計画が進むさまを、この眼で見ておきたかったのです。
あの日、会社から帰る間際に、小型機が突っ込んだというニュースをネットで見て、家に帰ってから2機目が衝突。事態の全貌が明らかになり、崩壊していく過程をリアルタイムで朝まで見ていたのを思い出します。
ワールド・トレード・センター駅で降り、地上に出ると、そこには巨大な空虚が広がっていました。
アメリカがはじめて本土攻撃をうけ、そのショックがいまでも定着してしまっているような感じ。
一面にフェンスが張られ、復興計画の説明と、犠牲になった方の名前や、テロの発生から収束に至るまでを時系列にしたパネルがかかっています。たくさんの人が、神妙な面持ちでそれを眺めていました。
駅は整備されていて、通勤客でものすごい人通りだったので、現地に住む人にとって、この風景はもう生活の一部なのだと思いますが、実際にその跡地を見てみると、やはりインパクトがありました。
すっかり更地になってるかと思いきや、地下部分の鉄骨などがまだむき出し状態。再開発の槌音も、あまり聞こえてきません。
十字架のようになった鉄骨と、アメリカ国旗がはためき、やけに静寂な印象を抱きました。


ある意味、聖地になったのだと思います。
夜は2本の光がまっすぐに立ち上り、記憶と再生を誓う象徴になっていました。
復興計画は、コンペでダニエル・リベスキンドが勝ち抜いたものの、計画の一部が変更されたり、いくつかの問題が発生していたようですが、2008年のオープンに向けて準備は進んでいるようです。フリーダム・タワー、自由の塔は、アメリカの不屈の精神を表すものになる予定です。
駅のエントランスは、サンティエゴ・カラトラバが手がけます。まったく新しい風景になっているのでしょうね。
チャイナタウン(China Town)

そこから西に向かい、ブルックリン・ブリッジを右手に見つつ、市庁舎、州裁判所を抜けてチャイナタウンへ。
ものすごいエネルギー。活況といえばいいのか、混乱といえばいいのか、とにかく、中華パワー炸裂です。
中華街のでかい版みたいなの想像してましたが、とんでもなかった。カオスです。
車の通りも激しく、それをさらに上回る人の流れ。早口の呼び込み。ここはニューヨークじゃない!
飲茶を食べようと、ゴールデン・ユニコーンという店に入るも、結婚式の準備が行われていて、客もぜんぜんいない。
ワンフロアあがって席につくけど、一向に店員が来なくて、このとき、すでに17時くらいでとっくに飲茶タイムも終わっていたようなので、そのままでてきてしまいました。今度来たときには、昼にいかなければ。
ソーホー(SoHo)
そこからしばらく歩いて、疲れたのでタクシーでソーホーへ。
MoMAデザインストアのソーホー店についたら、初日に行ったバルサザールの前でした。全然気づかなかった。
こちらのMoMAデザインストアは、広さが売りらしかったのですが、思ってたよりもこじんまり。
ただ、それほど混んでいなかったのでゆっくり見ることができ、おみやげのめぼしもつけられました。
地下には無印良品の海外展開ブランドMUJIのコーナーがあり、日本ではおなじみの商品を興味深そうにみる人がいて、不思議な感じ。無印良品は、機能性を徹底的に重視したアノニマス・デザインのようで、実は計算されたデザインが施されていることに気づかされます。
MoMA Design Store, SoHo
81 Spring St. (at Crosby St.)

デザインストアを出て、歩いている人のジュースがおいしそうだったので、同じ店に。
スターバックスのジュース版みたいな感じです。が、ここでも英語能力が問われました。
オーダーでなんか種類を選べって言われたものの、早口で何言ってるかわからず、3回くらい聞きなおして、よくわかんないので「first one」(1番目)と口ごもっていったら、「Fiber?」(ファイバー入り?)と聞き間違えられ、とりあえず「Yes...」と答えました。。
ま、おいしかったからいいのですが。
で、アップルストアに。
日本だと建物自体もハイテクな印象ですが、ここはもともと郵便局だったものをリノベーションしているため、外見はオールドクラシックな感じ。言われないとアップルストアだと気づかないかも。
でも、ちょうどiPod nanoが発売されたばかりで、ものすごい人だかり。その薄さとかっこよさにものすごーく欲しくなりました。我慢したけど。
内部は、強化ガラスな階段やフローリングな床で外とのギャップがおしゃれ。
アップル人気はすさまじく、日本人も多かったです。
Apple Store
103 Prince St. (at Greene St.)
レム・コールハースとOMAが手がけたプラダ・ソーホー店(Prada New York Epicenter)に行くも、なんと19時で閉店!
がっくり。つか閉店早すぎ。


しかたないので、窓にへばりついて中をじっくり観察しておきました。
波打つ木目の床がちょろっと見えました。


ディスプレイがロープウェイのように吊られ、移動可能なつくり。ほかにも様々なギミックが施されていたこの建物は、次回に確認したいと思います。
Prada New York Epicenter
575 Broadway, at Prince St.
タイムズ・スクエア(Times Square)
ソーホーをあとにして、地下鉄で34th St.下車。エンパイア・ステート・ビルを眺めつつ、ブロードウェイを北進。
ネオンが煌々と輝くそこは、テレビでよく見るニューヨークの夜景そのままでした。
一大ショーゾーンのタイムズ・スクエアです。
電光掲示板がやたらめったらあって、とにかくビカビカしてます。もう夜10時なのに、人通りも多く混雑してました。
メッセージがたえず流れ、ものすごい情報量。ジェニー・ホルツァー真っ青です。

情報デザインの本に載っていた、ロイターのメッセージ・ボードを観察。複数の画面が同期して、映像作るの大変だろうな、などと思っていたら、もっとすごいのが。リーマンブラザーズのビルは、5階くらいまで外壁がモニタと化し、映像が見事にリンク。
美しすぎ。そしてお金かけすぎ。なんか、普通にアート作品です。すごすぎ。



さらにタイムズ・スクエアを歩いていると、サミュエル・L・ジャクソンに遭遇しました。
微動だにしませんでしたが。マダム・タッソーの蝋人形館でした。。
すでに閉館していたので窓越しに撮影していたら、金髪カップルが写真見せろと。見せてあげたら「オー」みたいに歓声あげて、自分たちのカメラだとうまく写らん的なことを言ってたので、撮ってあげました。うまく撮れたので、ありがたがられました。
で、吉野家を発見。ひさしぶりの牛丼をいただきました。日本と変わらず。4ドルちょっとなのでかなり高めですが、それでも店内はすごい賑わいでした。やはり日本人多し。
yoshinoya
253 W. 42nd St. (bet. 7th & 8th Ave.)
いい加減疲れたので、地下鉄でホテルに帰りました。
この日も暑くて、夜もムンムンしてました。ニューヨークは暑い。
4日目に突入です。
半年後あたりにNYに旅行する計画を立ててます。
とても興味深く素敵なブログですね。
早くNYへ行きたくなりました。
今後の旅行の参考にさせていただきます。
stmさん
コメントありがとうございます。
NY旅行、いいですねー
ばっちり計画を立ててください!
僕もまた行きたいと思っています!!
Posted by: Masslogue at November 3, 2005 2:02 PMサミュエル・L・ジャクソンにしとこう
Posted by: k at November 4, 2005 10:52 PM