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April 10, 2005

岩井俊雄 エレクトロプランクトン展

electroplankton1.jpgメディアアーティストの岩井俊雄が、新作の展覧会をすると聞きつけ、早速行ってきました。場所はラフォーレミュージアム原宿。「岩井俊雄 エレクトロプランクトン」展と題されたその展覧会は、ニンテンドーDSのソフトの発売記念イベントであり、「エレクトロプランクトン」を使ったメディアアートに触れる機会でもありました。

岩井作品は昔から好きで、ICCで行なわれた「Open Studio「岩井俊雄」展 そのメディア・アートの軌跡」(1997)や、今回と同じ会場で開催された「岩井俊雄テクノロジープレイグラウンド ≪PHOTON〜光の音楽≫」(2001)にも足を運び、その想像力とモチーフのセンスのよさ、それに映像と音が快適なインタラクションによって新たな装置として機能している様に興奮したのを覚えています。

そんな岩井さんの新作「エレクトロプランクトン」とは、2005年4月7日に発売されたニンテンドーDSのソフトで、ゲームとは一味違う、アート作品です。タッチパネルやマイクを使って、10種類の電子プランクトンたちとたわむれながら、インタラクティブに映像と音楽を楽しめます。実際に触ってみたのですが、これがすご〜く楽しい!

往年の岩井ファンなら、「シムチューン(SIM TUNE)」や「ミュージックインセクト」を彷彿させます。ニンテンドーDSのペンタッチが快適なインタラクションを実現し、リズミカルでリリックな世界が展開します。色もキレイだし、造形もカワイイし、相変わらず岩井さんはセンスがいいと思いました。そうそう、ニンテンドーDSって音もいいんですね。これは驚きました。

このエキシビションでは、制作過程や岩井俊雄のこれまでの作品紹介、それにお子さんのためにプライベートで作ったおもちゃや絵本が公開されています。「岩井さんちへようこそ!」と名づけられたその作品たちは、やさしさに満ち溢れ、想像力を発揮できる仕掛けがちゃんと仕込んであって、こんな手製のおもちゃを今どき作るお父さんってスゴイ!と感動しました。ペンギンがメインキャラなんですが、これがキュートなんです!行ったら、絶対見てくださいね。

さて、今回はちょうど行ったときに岩井さん本人によるトークショーが開催されていました。でもって、このエレクトロプランクトンを使ったライブも行なわれました。ひとつはYAMAHAで共同開発している「光るテノリオン」。LEDが両面に設置された電子楽器で、まだ発売は相当先のよう(というか発売未定)ですが、波紋や線形の光点が点滅しまくるカッコイイ装置でした。欲しいです。次は、バイオリニストの黒田琴子さんとのセッションで、これはバイオリンの音色とエレクトロプランクトンの電子音が絶妙にあっていて、かなりトランス。ミニマルな連続音から、タッチによるイレギュラーな周期に移行していくことで音にランダム性が加わり、それにあわせてバイオリンが乗ってくるという感じで、インプロビゼーションとしては最高でした。

ということで、相当欲しくなりました。DS。というか、買うと思います。


NINTENDO DS「エレクトロプランクトン」発売記念イベント 「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」


「エレクトロプランクトン」の発売を記念し、2005年4月8日(金)から4月14日(木)までの1週間、東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」(入場無料)を開催いたします。
メディアアーティスト岩井俊雄が、ラフォーレミュージアムを光と音がきらめくミクロの水中世界に変える。
今回のエキシビションは、この最新作「エレクトロプランクトン」の世界をニンテンドーDSのみならず、岩井アートのホームグラウンドともいえるラフォーレミュージアムの巨大空間を使って、さらに深くイマジネーションを広げていこうという試みです。
エレクトロプランクトンが泳ぐ電子の海に観客が包まれる[ディープ・エレクトロプランクトン]や、制作過程を紙の資料やDS実機上で追って展示する[スタディ・オブ・エレクトロプランクトン]、岩井自身とその作品のルーツを探る[イワイトシオラボ]など、さまざまな角度から「エレクトロプランクトン」と岩井俊雄の作品世界を体験し、新たな発見ができる展示が出現する予定です。

■名称 NINTENDO DS「エレクトロプランクトン」発売記念イベント
「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」
■会期 2005年4月8日(金)〜14日(木)
11:00am〜8:00pm(初日8日および最終日のみ5:00pm閉館)
■会場 ラフォーレミュージアム原宿
〒150-0001東京都渋谷区神宮前1-11-6ラフォーレ原宿6F
■入場料 無料

NINTENDO DS「エレクトロプランクトン」発売記念イベント 「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」

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岩井俊雄


1962年 愛知県生まれ。 1981年筑波大学芸術専門学群に入学し、フリップブック・ゾートロープなどの映画前史の視覚玩具に新たな映像表現の可能性を見いだしたのち、まもなくコンピュータを駆使した作品へと移行、在学中に発表した映像インスタレーション「時間層」シリーズ(1985)でハイテクノロジーアート展金賞、さらに第17回現代日本美術展大賞を史上最年少で受賞した。1987年同大学院芸術研究科総合造形を修了、以後国内外の多くの美術展にインタラクティブな作品を発表する。

海外を拠点とした活動も多く、91-92年サンフランシスコ・エクスプロラトリアム、1994-95年ドイツ・カールスルーエのZKMに客員芸術家として滞在、制作および大規模な個展を開催した。1997年にはICCにて、新しい形のワークショップをかねた回顧展を開催。さらに同年、坂本龍一とのパフォーマンスでアルスエレクトロニカ・フェスティバル インタラクティブアート部門のグランプリを受賞。その後、携帯電話を使った「テノリオン」や光を音に返還する「SOUND-LENS」などのモバイル作品、また東京・丸ビルのオープニングイベントで丸の内一帯にインタラクティブインスタレーションを設置するなど、メディアアートの新たな展開に精力的に取り組んでいる。

また、フジテレビで放映された「アインシュタイン」「ウゴウゴルーガ」などのテレビ番組のキャラクター・CGシステムのデザイン、「オトッキー」「シムチューン」「びっくりマウス」等ソフトウェアの制作、イラストレーターばばかよとのコラボレーション「ハッピーテクノロジーラボ」、NHK「課外授業ようこそ先輩」やNHK-BS「デジタルスタジアム」などテレビ番組への出演など幅広く活動、三鷹の森ジブリ美術館には、宮崎駿とのコラボレーションで出来上がった映像装置「上昇海流」「トトトぴょんぴょん」が常設されている。現在、メディアアーティストとしての創作活動とともに、東京大学先端科学技術研究センター特任教授として五感を使った新しいコミュニケーションや表現に関する研究を行なっている。

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Link: エレクトロプランクトン公式サイト


ELECTROPLANKTON エレクトロプランクトン


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すごく綺麗ですね〜。
欲しくなってきました!

Posted by: Chiroru at April 11, 2005 2:38 PM

Chiroruさん こんばんは

そう、すご〜くキレイなのです。
そして、物欲のカミサマが降りてくるのです。

Posted by: Masslogue at April 12, 2005 12:29 AM

りほもやってみたーい!買っちゃおー!笑

Posted by: りほ at June 8, 2005 3:08 PM
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