ポルシェ・ワールド
ドイツ・シュツットガルトのポルシェAGが、ツッフェンハウゼンに新しく建設するポルシェ・ミュージアムの設計・施工をオーストリア・ウィーンのDelugan Meissl建築設計事務所が担当すると発表しました。
2007年に完成する新ミュージアムは、約5000平方メートルの展示エリアとともに「ポルシェ・ワールドを体験する」スペースを設け、歴史的な自動車のレストア技術の紹介や、アーカイブとしての機能も備えます。
大展示室では、1948年設立当時のポルシェを紹介。ここを起点に、「タルガ・フローリオ」や「プロトタイプカー」、「917時代」、「ル・マン」、「進化する911」などと銘打ったテーマアイランドを設ける予定。現在のミュージアムには約20台の歴史的自動車が展示されていますが、新ミュージアムでは80台の車両を展示します。ポルシェ好きには垂涎のエリアです。
ドイツ、オーストリア、スイスの大手建築設計事務所10社を招いての設計コンペを開催し、Delugan Meissl社を選出。ポルシェAGのCEO、ヴィーデキング氏は、オーストリアに拠点を構えるDelugan Meissl社のデザインを絶賛し、新ミュージアムの完成によって、見学客の数が現在の年間約8万人から20万人以上に大きく増加するとの見通しを示したそうです。すご!
ちなみにコンペでは、最優秀のDelugan Meissl社に、賞金として2万5000ユーロが贈られたそうです。2?4席に選ばれたStaab Architekten(本社・ベルリン)、Allmann Sattler Wappner(ミュンヘン)、Lamott-Wittfoht(シュトゥットガルト)の各社にも賞金が贈られた模様。また、今回のデザインコンペティションでは、他にもBottega + Erhardt(シュトゥットガルト)、Friedrich Poerschke Zwink(ミュンヘン)、Dinse Feest Zurl(ハンブルク)、Morger & Degelo(バーゼル)、BKK3(ウィーン)、Wandel Hoefer Lorch + Hirsch(ザールブリュッケン)の各社がデザイン案を提出しました。
新しいポルシェ ミュージアムは2005年後半に着工し、2007年にオープンの予定です。総工費は約5,000万ユーロとなる見込みです。
先鋭的なデザインで、ポルシェらしい洗練された雰囲気を醸し出しています。かっこいいです。
最近、自動車業界も、コンセプトのために建築的アプローチをとったり、今回のように建築物自体をプロデュースするような動きが多い気がします。自動車メーカーの個性と差別化の一環なのでしょうね。


Link: ポルシェAG プレスリリース(英語)
[ 建築 ] カテゴリーのすべての記事を読む
