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December 28, 2004

アーキグラムの実験建築 1961-1974

archigram2.jpg「ハウルの動く城」とアーキグラムとの関連性について書いたのですが、アーキラボでの展示に続いて、水戸芸術館でアーキグラムの展覧会が開かれるという情報が!しかも、アーキグラムが来日しちゃいます!!

「アーキグラムの実験建築 1961-1974」と銘打たれたアーキラボ回顧展は、水戸芸術館で2005年1月22日から3月27日まで開催されます。以下、公式情報を抜粋します。

アーキグラムの実験建築 1961-1974 ARCHIGRAM -- Experimental Architecture 1961-1974

会期:2005年1月22日(土)?3月27日(日) 
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間: 9時30分?18時 (入場は17時30分まで)
休館日:月曜日 *3月21日(月・祝)は開館。翌、3月22日(火)は休館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
おとなのパス→対象20歳以上2,500円
チケット発売:水戸芸術館エントランスホールチケットカウンター


アーキグラムとは、1960年代から1970年代初頭にかけて活躍したイギリスの建築家グループの名称であり彼らが出版していた雑誌のタイトルです。

ピーター・クック(1936-)ら、6人の建築家がメンバーだったアーキグラムは、詩と建築、デザインなどの分野を自在に横断し、消費社会における新しい建築や都市の姿を、当時のSFコミックスや広告などのイメージを引用しながら、ポップなグラフィックやコラージュで表現しました。
巨大な都市に昆虫のような脚がついており、居住者が希望する場所へ移動する「ウォーキング・シティ」や、着脱可能な空間ユニットを集合住居やオフィス、店舗など多様な用途にあわせて組み立てた「プラグイン・シティ」など、彼らの奇抜なアイデアは『アーキグラム』誌上での実験に留まり、実際に施工されたものはありません。

しかし建築界のビートルズとも呼ばれる前衛的かつユーモアにあふれた姿勢はレム・コールハウスやザハ・ハディッドなどの建築家だけでなく、ポール・スミスなどのデザイナーにも影響を与えました。

2002年には建築界で最も栄誉ある賞とされる英国王立建築家協会(RIBA)のゴールドメダルを受賞するなど、今日彼らの先見の明が注目を浴び、再評価されています。その彼らの回顧展である「アーキグラムの実験建築 1961?1974」展が、1994年にウィーンのクンストハレを皮切りにパリのポンピドゥセンター、ロンドンのデザインミュージアムと欧米アジア諸国を巡回し、11年を経てようやく日本で開催されるはこびとなりました。
アーキグラムのメンバー自らの展示デザインによって、300点以上のドローイングや、コラージュ、模型で、日本で初めてアーキグラムの全貌が公開されるとともに、当時の生き生きとした雰囲気が再現されます。

*日本では、水戸芸術館だけの開催となります。


アーキグラム来日のお知らせ
本展開催あたり、アーキグラムのメンバー4人、ピーター・クック、マイケル・ウェブ、デニス・クロンプトン、デヴィッド・グリーンが来日します。

●アーキグラムによるギャラリーガイド
アーキグラムのメンバーが作品解説をおこないます。(通訳付)
日時:2005年 1月22日(土)14時?15時30分 *通訳付

●レクチャー&シンポジウム「カウンターカルチャーと建築」
パネリスト:ピーター・クック、デニス・クロンプトン、デヴィッド・グリーン、マイケル・ウェブ(以上 アーキグラム)、磯崎新(建築家)
モデレーター:五十嵐太郎(評論家)
日時:2005年 1月23日(日)13時?16時(開場12時30分)*同時通訳付

●「ピーター・バラカンが聴いたロンドン」
アーキグラムが活躍した60?70年代音楽とともに、ピーター・バラカンが、当時のロンドンの文化を紹介します。
日時:1月29日(土)14時?15時30分(開場13時30分)

●Traveling Cow Books & 出張お茶サービス社
60・70年代の良書をそろえた移動式古書店 Traveling Cow Books と、移動式カフェ出張お茶サービス社が広場にやってきます。
日時:2005年 3月26日(土)、27日(日)10時?16時 *雨天中止 

●書籍の刊行 展覧会記念書籍『アーキグラムの実験建築 1961-1974』
PIE BOOKSから3月上旬に刊行。
収録内容:磯崎新によるピーター・クックへの最新インタビュー/五十嵐太郎によるテキスト/ポール・スミス、ニール・ディナーリ、伊東豊雄らによる書き下ろしコメントなど。


来日と聞いて驚きました。しかも作品解説とか!シンポジウムとか!
ちょっと遠いですが、2005年最初の注目展覧会ですね。

Link: 水戸芸術館「アーキグラムの実験建築 1961-1974」

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